今年も残りあと一カ月に迫ろうとしている今日この頃如何お過ごしでしょうか?
コロナ禍息をひそめてひっそりと暮らしております。
お客様からHDDが認識できなくなったとSOSのご連絡、今までの経験上手立ては複数考えられてどのように攻めてやるか、いろいろ頭の中を巡らせるわけです。
どっこいしょとHDDを凝視すれば容量3TB、保存されているデータは画像と音楽データ…..
(「どっこいしょ」と声が出たら初老の証、皆さんロコモア飲みましょう、私は飲んでいませんが….)
こりゃたっぷり入っていること疑う余地なし。
一通りの解析をするのですが、一つ試すのにも時間がかかります。なんと、一週間連続での解析作業、とは言ってもパソコンがやってくれるので、こちらはひたすら待ちの姿勢。
秋田のマタギの気分です。「先に動いた方が負けずら(これでは群馬)」ひたすら「ちょしたい」のを我慢。コトコトホンドヴォーなのです。
時間がかかる理由はHDDの大容量化です。現在購入できる最大の容量は18TBです。3.5インチで18TB、何を保存するのでしょうか?ちなみに値段は60,000円超。すんばらしい!!
私が業界に流れ着いた平成元年あたりは40MBとか、120MBとかそれでも神のような扱いでした。ロジテック、ICM、エレコムとか本当に貴重でした。
それが30年で容量は450,000倍になっている訳です。価格は安くなっているので、超デフレ商品なのです。
その分、壊れるとその大容量があだとなり、僕を苦しめるわけです。「黒猫のタンゴ」(これが分かる人は多分、そろそろ人生の現役終了間近。)
突然ですが、
時間はかかりましたが、無事に取出し可能となりました。
形あるものいつか壊れる、「覆水盆に返らず」「腹水溜まったらもうおしまい」定期的にバックアップを取り、大切なデータがロストしないよう気を付けましょう。
バックアップを取ったとしても、そのバックアップが壊れることもあるので難儀しますよね。
思い出は美しすぎて….
個人的には、脳みそに記録するように心がけております。
マクスター20.4GBです。多分XPの初期くらいまでなら使えたかもしれません。
当社にはいまだにIDEのHDDが出番を待って複数冬眠中です。
ハインラインの「夏への扉」でも読み直しましょうか。