年度末です。
この時期は大変心が不安定になる時期です。行く先が決まらず己の無力感にさいなまれる今日この頃いかがお過ごしでしょうか?
そんなことはどうでも良いのです。
EMOTETであります、何やら再流行とな、リバイバルでしょうか?
良いリバイバルもあれば、悪しきものもあり、本当に面倒であります。
それで対策を調べる訳です。と言いますか、もう対策している訳ですが、「姿なき侵略者」であるEMOTETなので、念のため感染状況を調べます。
EMOTETの触れ込みは、「2022年2月第1週から再び感染が急速に拡大しているマルウェアEMOTET。」セキュリティソフトでは駆除不可能。クール星人みたいですね。
原理は単純で、メールに添付されたエクセルやワードのマクロを実行させいたずらするものであります。昔からあった手口です。その昔はメーラーの不備をついてVBScript(以下VBS)というWindowsに標準搭載されているスクリプト言語を自動実行させ不正な操作をするというものと同じな訳です。
詐欺師は何度も同じ人を狙うようにわきの甘い方を狙います。たまに、プーちゃんのような剛腕もいますが、あれは例外です。
なので、考えも無しにメールを開くのはやめて、怪しいものは開かず廃棄、よほど気になる場合は送信先に電話で問い合わせる等して確認しましょう。メール返信はダメですよ、自分の存在を教える様なものです。
とりあえず、警視庁サイト
へ行ってみましょう。すると「EmoCheck2.0」というソフトの説明が掲載されています。
このソフトは、JPCERTという団体が開発したEmotet感染確認ソフトです。
最新版は2.1.1ですのでOSのビット数(64/32)に合わせてダウンロードし実行すれば物の数秒で感染の有無が分かります。
感染していれば駆除等の作業が発生しますが、その時はご相談ください。何とかします。
最後に、このEmoCheck2.0なのですが、更新頻度が多分高くないので、感染していないから安心して適当にやっているといつ何時感染するか分かりません。
常に感染を意識してパソコンを御使いください。